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「子どもの金で鰻を食べてきた」。家族YouTuberの投稿が炎上し、収益化の停止と再開も話題になりました。子どもの日常を配信して稼ぐことは、どこまで許されるのでしょうかか。海外の事例を踏まえ、子どもの権利を守るために何が必要なのかを考えます。(ノンフィクションライター 窪田順生)
「子どもの金で鰻」炎上
一転、収益化復活の波紋
「子供の稼いだ金で親が鰻を食うのを恥と感じないくらい劣化した日本社会」――。
11月1日、実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏(49)が、子どもと親の日常を発信する、いわゆる家族系YouTubeチャンネルの収益停止が相次いでいることを受けて投稿したXが話題となっている。
なぜ「鰻」かというと、「しょうやん男三兄弟」というチャンネルの存在がある。
父親のしょうやんさん、母親、3人の息子とのありふれた日常を発信して登録者数約62万人の人気を誇るこのチャンネルは、7月に収益化が停止された。
「子供で金を稼ぐな」という批判や、息子たちを厳しく怒るシーンを問題視する声などが増えて、ついにYouTube側から「未成年の意に反して注目を浴びることを促すコンテンツ」と判断されてしまったという。
子どもを厳しく叱る場面などにも批判が集まる中、過去動画約2200本を削除して再審査を申請したが、10月24日に却下されたと報告。しょうやんさんは「収益化」をあきらめていないようで、26日こんな投稿をして炎上してしまう。
《でも、俺は負けない。自分を奮い立たせるために子供の金で鰻食べてきた。まずは、ご飯ちゃんと食べな》
これは本人のSNS上での発信であり、実際に子どもに帰属するはずだったお金を鰻代に流用したことが確認されたわけではない。本人は子どもたちの学費について「子どもが別に医大に行こうが、私立の高校に行こうが、3人ともお金は貯めてます」と説明している。
その後、11月4日には状況が一転。しょうやんさんはYouTubeパートナープログラムへの参加が再び承認されたと動画で発表した。収益化の再開とともに、子どもたちの意思やプライバシーを考慮し、動画の公開基準を見直す方針も示した。
冒頭のひろゆき氏の投稿は、この言動を揶揄したものというわけだ。ただ、世界を見渡せば「劣化」しているのは、なにも日本社会だけではない。







