米民主党は3日の中間選挙で歴史的勝利を収めた。立法の実権を再び手にしたことに祝意を表する。今問われているのは、民主党がこの勝利からどのような教訓を得るのか、そして同党が2024年に大きな代償を払うことにつながったバイデン政権時代の過ちと同じような対応を繰り返すのかどうかだ。一つ目の本質的な教訓は、有権者が民主党に権力を委ねたのは、ドナルド・トランプ大統領を懲らしめることを望んだからだということだ。有権者は、トランプ氏が物価を引き下げるという公約を果たせなかったと考えており、法の支配をめぐる逸脱、関税、大量強制送還、そして身内による露骨な利権獲得を好ましく思っていない。有権者は民主党を支持したわけではない。最新のNBC世論調査では、民主党の支持率は29%にとどまり、共和党の38%すら下回っている。有権者はまた、民主党の政策目標を受け入れていたわけでもない。そもそも同党がそれを示せていなかったからだ。候補者らは呪文のように「トランプ」と連呼し、次いで生活費や汚職について語った。負担軽減の具体策はほとんど示さなかった。
【社説】米民主党は勝利の意味を読み誤るか
トランプ氏に批判票を投じた米国民、バイデン政権時代の過度な左傾化の再現は望まず
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