東大+京大の「理系学部合格率」が高い中高一貫校ランキング【2027年入試直前版・ベスト100】11位麻布、10位桜蔭、5位東大寺学園…旧帝大の理系学部の合格者数内訳も完全公開!Photo:PIXTA

難関校を中心に「理系志向」が定着しつつある。理系人材は就職に強く、高年収も狙いやすいからだ。では、最難関である東京大学、京都大学の「理系学部」に強い中高一貫校はどこか。特集『わが子がもっと伸びる! 中高一貫校&塾&小学校【2027年入試版】』の#28では、「東大+京大」の理系学部の合格率に加えて、旧帝大の理系学部の合格者数内訳など詳細データも完全公開する。(ダイヤモンド編集部 篭島裕亮)

東大、京大の理系に強い中高一貫校は?
旧帝大理系学部の合格者数内訳も公開

 難関校ほど理系比率が高い――。就職の強さや専門職志向、米IT大手や半導体関連が脚光を浴びていることもあり、進路選択において理系志向が定着しつつある。

 理系人材の待遇も改善している。近年は上場企業の平均年収ランキングで半導体関連企業が上位に並ぶようになり、JTCと呼ばれる日本の伝統的メーカーでも年齢に関係なく理系人材を好待遇で迎える流れが出てきている。端的に言えば、理系人材は就職に強く、高年収も狙いやすいのだ。

 では、大学入試の最難関である「東京大学と京都大学の理系学部」に多くの生徒が合格している中高一貫校はどこか。

 今回は特別に大学通信の協力を得て、東大、京大の理系学部への合格率が高い中高一貫校をランキングした。併せて学部別の合格者数の内訳や、その他の旧帝大と東京科学大学の理系学部を合わせた「東大+京大+旧帝大+東京科学大」理系学部合格率、旧帝大の学部別の合格者数など詳細データも掲載する。

 ランキングは中高一貫校に限定しているが、もともと難関国立大の理系学部は中高一貫校が強い。中高一貫校は数学を先取りしているため、難関大の理系学部入試で優位性があるからだ。

 合格率は現役と既卒者の合計で算出しており、進学者データではない。ただし、国立大学の場合、重複カウントではなく進学前提のことが多い。学部別合格者数まで一覧で見られるデータは珍しく、「理系合格力」を確認するという意味で参考になるはずだ。

 詳しくは次ページで解説するが、ランキングの上位9校は男子校が独占した。上位2校は「東大+京大」の合格者のうち、理系比率が70%を超えている。

 ランキングには日能研偏差値が50台前半のお得感のある学校も登場する。わが子に理系適性がありそうな家庭や、理系の道を与えたい家庭はぜひチェックしてほしい。